羽柄材とは?

 羽柄材(はがらざい)とは、住宅を建てる際に使われる、比較的細い木材の総称です。内側に使われる材料ですが、構造材とは分けられます。(構造材についての記事はコチラ)羽柄材とはどのような場所にどのように使用するのか、わかりやすくご紹介します。

建物の下地を支える羽柄材

 上記でもお伝えした通り、羽柄材は住宅を建てる際に使われる比較的細い木材のことを指しています。柱や梁など、建物の骨組みを支える主要な部材は「構造材」と呼ばれます。一方、羽柄材は壁や床、屋根などの下地をつくったり、構造材を補助したりするために使われます。

 羽柄材という特定の形や寸法の木材があるわけではなく、間柱・筋交い・垂木・胴縁など、さまざまな部材をまとめた呼び方です。

 羽柄材には、杉や桧、米松、ホワイトウッドなど、さまざまな樹種が使われます。また、無垢材だけでなく、乾燥材や集成材なども用途に応じて選ばれます。壁や床の内部に隠れることが多い木材ですが、施工のしやすさや建物の仕上がりを左右する大切な材料です。

どんな場所に使われるのか

 代表的な羽柄材には、次のようなものがあります。

 間柱:柱と柱の間に入れ、壁の下地となる小柱
 筋交い:柱と柱の間に斜めに入れ、建物の揺れや変形を抑える部材
 垂木:屋根の斜面に沿って上から下へ架け渡し、野地板や屋根材を支える骨組み部材
 胴縁:壁材を取り付けるための下地となる細い部材
 野縁:天井材を取り付けるための下地材
 貫:柱などを横方向につなぐ部材
 根太:床板を支えるために配置する部材

 羽柄材は、一般に柱・梁・土台などの主要な構造材とは区別されます。ただし、筋交いのように構造上重要な役割を持ちながら、羽柄材として扱われる部材もあります。完成後には見えなくなるものが多いものの、壁・床・天井・屋根などを形づくるために欠かせません。柱や梁が建物の「骨格」だとすれば、羽柄材はそのまわりを細やかに支える部材だといえるでしょう。