
杉は建材として現在も多く使用される木材の一つで、日本固有の針葉樹です。日本の人工林の4割を占める杉は、花粉が出ることからその時期になると名前を聞くことも多いです。そんな杉の木は建築現場でどのように使われているのかなど、その特徴と用途についてご紹介します。
基本情報
| 樹種名 | スギ |
| 樹種分類 | 常緑針葉樹 |
| 産地 | (北海道の一部を除く)日本全域 |
| 比重 | 約0.38 |
| 主な用途 | 柱、間柱、梁、他構造材をはじめ床材や家具、木製品などにも |
特徴
日本固有の常緑針葉樹で、日本の人工林の約4割を占める身近な木材です。その流通量から、国産材を希望される住宅でも多く使用されます。成長が早く、まっすぐに育つため、コストパフォーマンスにも優れています。
建築で使われる木材の中でも、軽く扱いやすいことから施工や加工、運搬がしやすいため現場でも親しまれています。また、調湿性に優れているという点も挙げられます。杉は空気中の湿気を吸収し、乾燥時には水分を放出します。室内環境を快適に保つ手助けをしてくれます。
気乾比重の数値の低さからも、杉は軽いと同時に比較的柔らかい木材でもあります。そのため、傷がつきやすく凹みやすいという特徴もあります。一方で肌触りが優しく、床材など触れる部分の造作材としても人気です。強度を高める乾燥技術の向上から、構造材としても数多く使用されています。